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葉酸は妊活や妊娠中に効果があるって本当なの!?

 2016/12/01 健康   172 Views

妊娠して赤ちゃんを産むのは、女性にとって憧れでもあり人生の一大事です。
それだけに、準備段階の妊活から計画的にしっかりとやっておきたいものですね。

最近では特に「葉酸」の摂取が妊活や妊娠中に効果があると評判になっています。
そのことは、5年前に「葉酸」のネット検索数が3万回程度だったのに対し、最近では6万回と倍になっていることからもわかります。

それでは、果たして本当に妊活や妊娠中に葉酸が効果があるのでしょうか?
当サイトでは葉酸の効果について徹底的に調査し、妊活中の女性に役立つ情報をお届けします。

葉酸が妊活や妊娠中に効果のある5つの根拠とは?

葉酸が妊活や妊娠中の女性に効果があることは広く知られていますが、なぜ葉酸が効果があるのか知らない方も多いのではないでしょうか。
当記事では葉酸が効果のあるとされる5つの根拠をまとめました。
ご覧ください。

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葉酸の必要性を厚生労働省が強調

2000年に日本の厚生労働省が「神経管閉鎖障害の発症リスク軽減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」という、ものすごく長い呪文のような題名の通知を出しました。
もちろんこれは公式のもので、その中には妊活中だけではなく「妊娠可能な年齢の女性」すべてに対して発した通知なのです。

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この通知を受けて、厚生労働省の健康情報サイト「e-ヘルスネット」にも「葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果」という題名で、葉酸をサプリメントで摂取するように公表されました。

さらに2002年には厚生労働省が母子健康手帳に「妊産婦の葉酸摂取に関する記載」を任意記載事項として追加することを決定しました。

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この通知が出された頃には、日本では葉酸はほとんど認知されていなかったのが現状ですが、実はアメリカなどの外国では1990年代からすでに葉酸摂取に関する勧告が出されています。
このことから、葉酸に関する事情は「日本は10年遅れている」とまで言われています。

それ以来、日本では徐々に妊活中の葉酸の重要性が脚光を浴びるようになり、現在では女性の多くが葉酸の重要性を認識するようになりました。

 

葉酸は不妊症に効果あり

赤ちゃんを無事に産んだ夫婦にとっては「不妊」は縁遠いことに思われるかもしれませんが、実は不妊治療を受ける患者は年々増え続け、今や不妊治療を受けるカップルは7組に1組と言われています。
この数字を見ると、決して他人事とは思えない感じがしますね。

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男女ともにさまざまな原因がありますが、その中で葉酸は受精卵の着床や成長の促進作用があることがわかっています。
わかりやすく言えば、女性の子宮の中で受精卵が根づきやすくなったり育ちやすくなることです。

せっかく卵子と精子が結びついても、子宮に定着しなければそのまま排卵されてしまいます。
考えてみれば死産の一種のようなものです。

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これを防止するために、妊活中に葉酸を摂取することが重要になります。
葉酸の効果として「子宮内膜強化」と「子宮内の血流促進」があり、この2つの効果が妊活中に妊娠しやすい環境を整えるのです。

 

葉酸が赤ちゃんの先天性異常のリスクを軽減

先天性異常の赤ちゃんが生まれてくるかどうかは、妊活中から妊娠のごく初期に決まってしまいます。
その時期にしっかりと葉酸を摂取することによって、先天性異常のリスクを大幅に軽減できることがわかっています。

もし自分の赤ちゃんが先天性異常を持って生まれてきたことを考えてみてください。
もう将来が真っ暗になるほどの衝撃を覚える方がほとんどでしょう。

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そうならないためには「できちゃった婚」でバタバタしながら赤ちゃんを産んでしまうのと、計画的に産むのではどちらが幸せになれるかはすぐにおわかりでしょう。

葉酸を妊活中に摂取することでDNA形成を促進する作用があり、それが先天性異常の確率を減少させます。
統計によると、妊活中に葉酸を摂取しない場合には先天性異常の割合が2~5%ですが、葉酸を摂取することで割合が約半分になることがわかっています。

また、厚生労働省の「e-ヘルスネット」にも「葉酸摂取が不足すると胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが高まる」ことが明記されています。
このことからも、いかに妊活中における葉酸の摂取が重要であるかがわかりますね。

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葉酸は流産防止にも効果あり

妊娠中は母体と胎児ともに栄養分のある血液が必要となります。
妊娠していない女性に比較して、妊娠している女性は必要な血液量が2kgも増えると言われています。

葉酸は体内の「ホモシステイン」を減らす作用があります。
もし血中のホモシステイン濃度が上がると、動脈硬化や悪性貧血を引き起こす原因となります。

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母体の血液のめぐりが悪くなれば胎児に新鮮な血液が届きにくくなり、これが長く継続すると流産のリスクが高まってしまいます。
これを防ぐために、妊活中から葉酸をしっかり摂取し、母体を健康に保つことによって流産しにくい状況を維持することが可能となります。

 

葉酸サプリメントはつわりを軽減

妊娠初期から発生する「つわり」にはさまざまな症状があります。
眠気・だるさ・頭痛・むくみ・便秘・下痢・イライラなど、人によってはかなり重いつわりを経験する場合があります。

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これらのつわりを軽減するために、葉酸サプリメントを摂取すると効果があることが知られています。
ただし、ここで注意しなければいけないのは、葉酸だけでつわりが軽減されることは医学的に証明されていないことです。

つわりを軽減するためには、葉酸だけを摂取するのではなく、同時にビタミンB群を摂取する必要があります。
葉酸サプリメントの中には、これらのビタミンB群が配合されていないサプリメントがありますので注意しましょう。

 

妊活や妊娠中に葉酸を摂取する方法

厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」には、さまざまな栄養素の必要摂取基準値が記載してありますが、葉酸についても記載されています。

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少しややこしいので補足説明すると、

    推定平均必要量……約半分の人が充足する量
    推奨量……ほとんどの人が充足する量

つまり、この表では推奨量の葉酸を摂取すれば十分ということになります。

妊娠が可能な女性の推奨量は240μg、さらに妊婦は240μgが必要となるので、合計480μgが必要になります。
それではどのように葉酸480μgを摂取すればいいのでしょうか。

 

葉酸が摂取できる食べ物

人間の栄養摂取の基本は食事です。
食品の中にも葉酸が含まれているものが多くあり、これらの食品を妊活や妊娠中に摂取すれば多くの効果が得られます。

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葉酸を多く含む食品の多くは野菜であり、野菜中心の食事をする人は比較的楽にクリアできるはずですが、野菜をあまり食べない人は要注意です。
それでは、葉酸を多く含む食品を挙げます。

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 出典:厚生労働省 難治性疾患克服事業・研究班 葉酸普及研究会

葉酸を含む食品で注意しなければならないのは、葉酸が含まれているすべての食品が妊活や妊娠中に適しているとは限らないことです。
脂溶性ビタミンやリステリア菌、アピオール、カフェインについては、先天性異常、流産や早産、発達障害などのリスクが高まる恐れがあります。
たとえ葉酸が含まれている食品でも、これらの食品は控えたほうが無難といえるでしょう。

 

葉酸が摂取できるサプリメント

上記の「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」の注記によると、

妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの低減のために、付加的に400μg/日のプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる

とあります。
つまり、サプリメントなどで妊活中の女性が1日400μgの葉酸を摂取することは、厚生労働省も公に推奨していることなのです。

この表からもわかるように、妊娠中の女性は通常時と比較して2倍の葉酸を摂取する必要があります。
そうなると食べ物だけでは不足しがちになるので、どうしてもサプリメントで摂取しなければなりません。

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また、食品中の葉酸の多くはポリグルタミン酸型として存在しているため、モノグルタミン酸として消化吸収されるまでの過程での損失を考えると、実際に吸収されるのは50%以下となってしまいます。
その反面、サプリメントであれば最初からプテロイルモノグルタミン酸として葉酸が配合されているので、吸収率は食品と比較してかなり高いです。
したがって、妊活や妊娠中の女性にとって、サプリメントから葉酸を摂取することは必要不可欠ともいえます。

特に最近では葉酸が注目されてきていることもあり、数多くの葉酸サプリが販売されています。
しかし、どの葉酸サプリでもいいわけではなく、妊活での葉酸サプリを選ぶ際には注意が必要です。
最低でも以下の4つはクリアしている葉酸サプリを選ぶようにしてください。

葉酸が400μg(0.4mg)は配合されている
ビタミンB群が配合されている
無添加である
製造チェックをしっかりしている会社である

 
 

まとめ

いかがでしょうか?

この記事では妊活や妊娠中の女性における葉酸の効果についてまとめました。
今でこそ認知度の高い葉酸ですが、まだ葉酸のことをあまり知らない方は早めに葉酸について学んだほうがよさそうですね。

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特に重要なのは、妊娠してからではなく妊活の時から葉酸を摂取することです。
そう考えると、かなり早めに夫婦で赤ちゃんのことについて相談し、近い将来に赤ちゃんがほしい気持ちがあれば、今すぐにでも葉酸を飲んでください。
そうすることで明るい家庭づくりの第一歩が築けるはずです。

葉酸については他の記事でも取り上げていますので、ぜひ参考にしてください。

 

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